作品
一度世に出したら、たとえ未完成だろうといくらでも言い訳のできるもの。
曰く 実験的にまたは試作として
曰く 結論をあえて読者にゆだね
中には作者の意図したもの以上に解釈してくれる人もいたりして
ありがたいことです
読者
作者のいう通りになんて絶対に読まないぞと固く決意している人(人たちと言えない場合もあるのであえて単数形) 誤解・曲解好き放題でも、どこにいるのか分からないので文句を言えないのが作者には辛いところ
靴
絶対に足に合わない、足を入れる容器。または足がそれに合わせるしかない入れ物。入れ物の割にはお金がかかります。裸足でいる訳にもいかないのでしょうことなく履いてはいますが。
タイツ
いかにして大根足を細く見せるか、上手くすれば背景に溶け込まして見えないようにするかを競うもの。見えるものはどうやっても見えるのだけれど、不思議なことに女には見えないらしい。
化粧
素顔に一枚目の絵を描き、熟練すれば2枚目3枚目と果てしなく続くもの。一種の麻薬。辞めようにも辞められず、元に戻ろうにも戻れない。催眠効果もあり。ゆめゆめ男性諸君ご注意を。
生命保険
妻が最終的に受け取るのは、ハラハラしながら満期保険金なのか、ドキドキしながら死亡保険金なのか、毎月掛けて、ではなく賭けているもの。夫たちよ、おめおめと負けてはなりませんぞ。